不妊症に裸足がいいわけ
私は、
不妊症の患者さんに「5分でいいからサンダルで散歩して」とお願いしています。
今までワラーチを作成してプレゼントした患者さん全て、妊娠にいたっています。
「足を冷やすといダメ」と信じ込んでいる患者さんは、ひどい方だと靴下を
夏でも二枚履いて保温に努めている方が多いのです。
その方々に「素足でサンダルで歩いて」と言うと当然びっくりします。
冷えが不妊の原因とお思っているからです。
その訳は沢山あるのですが、今回は「はだしで大地に立つと病気が治る」
著者 異学博士 堀泰典から
「赤ちゃんができた!」と言う見出しが目に入ったので読んでみました。
簡単に言うと、「体内静電気を抜く」と言う考え方です。
堀先生の理論は、動きを伴うものすべてに静電気が生じると言った理論です、
身体を動かさなくとも、心臓が動き 血液が動いていれば 静電気が生じ
それらがの電荷が 細胞やミトコンドリアを壊し、電撃が細胞や組織を壊す。
と言った理論だ、その体内静電気を抜くために、
素足で大地を歩くと、大地がアースになって「体内静電気が抜ける」と言った具合です。
漢方では、「後天の氣」を吸収するために、大地に触れる・木を触るなどが有りますが、
「抜く」と言う考えも有るのだと私は驚愕しました。
鍼灸治療でも、「氣」を入れると言う事と、
患者さんが持っている「邪氣」を取ると言った考えが有りますが、
その「邪氣」に値する一つが、体内静電気なのでしょう。
すこしづつ 漢方医学に現代科学が追い付いて来ているようです。
もう一つ「立毛筋緊張」これも鍼灸で良く使います。
体内静電気で立毛筋が逆立つこれも小児鍼灸の時の治療のポイント