免疫力をアップしましょう!!

原 志免太郎(はら しめたろう)
医者として、100歳で『新しい灸学』を出版し、
104歳まで聴診器を持ち「生涯一医者」を貫いた。「男性長寿日本一」として108歳257日で逝去した。
九州帝国大学医学部で「灸」(きゅう)の研究に取り組み、1929年、結核に感染したウサギに灸をすえたら抵抗力が増すことを突き止めた論文で日本初の「お灸博士」となる。(ヒートショックプロテイン研究)

原志免太郎先生は、日本でお灸が免疫力をアップする
研究を行った最初の方なのです。

現代の研究論文より
*何故、鍼灸が結核やウイルスに効果があるのか?
1. 鍼灸を行うとNK細胞の移行を促進されます。
NK細胞はウイルス感染した細胞を破壊しウイルスの排除を行う作用があります。
2. 鍼灸を行うとT細胞の移行を促進されます
細胞傷害性T細胞はウイルス感染した細胞を破壊し、そのウイルスを記憶し次に感染した時に迅速な対応を行えるようにする働きがあります。
3. マクロファージが活性化
マクロファージとは、体に入って来る異物(細菌など)に対して、貪食(どんしょく)(異物を細胞内に取り込み、殺菌する働き)する作用があります。
鍼施術をすることにより細菌・ウイルスを排除し、次に同じウイルスに感染しても対応が早くなる可能性があります。

海外でもNHK総合にて2018年9月24日に放送された『東洋医学 ホントのチカラ』の中で、『モクサアフリカ』4)の活動が放送されました。
『モクサアフリカ』とはアフリカでの結核予防、HIV/エイズとの重複感染や薬剤耐性結核といった脅威をお灸の働きにより取り除く取り組みです。
2016年にRCT/臨床研究の結果、結核とHIV患者のお灸の効能として免疫力(CD4)の向上を証明することに成功したとの報告もあります。

このような事から、お灸は結核などの細菌やウイルスの予防や感染後の進行を抑える可能性があります。


詳しくは、当院にご相談ください。


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2020年04月24日